栄西(1141〜1215)
<寺院>特定の本尊を立てないのが臨済宗の宗旨で、それぞれの寺院の有縁の仏・菩薩の尊像(釈迦如来・薬師如来・観音菩薩など)が安置される。 <在家>釈迦如来坐像を原則とする。
各派によって若干の違いがある。各派共通のものとして、向かって右に達磨大師、左に観音菩薩を祀るが、妙心寺派の場合は、右に開山無相大師、左に花園法皇の御影像を祀る。
<根本経典>「般若心経」「観音経」が誦まれるが、特定の経典はなく、多くの仏典が読まれるといえる。また「臨済宗」「碧厳録」が読まれる。 <在家>「般若心経」「観音経」「坐禅和讃」など
南無釈迦牟尼仏